女の子で生まれた僕が男性として生きるまで⑯
Kazekaの代表の小山です。
女の子で生まれた僕が男性として生きるまで⑮の続きです。
入院4~7日目
4日目以降は、1日に2~3回、体温と血圧、酸素濃度を計測して、午前と午後の回診で仕上がりを確認してもらい、適宜処置をするという感じでした。
お風呂には入れませんでしたが、毎朝、看護師さんに手伝っていただきながら身体をタオルで拭けましたし、2日に1回は髪も洗っていただけました。
一応ドライシャンプーを持ってきていたのですが、あんまり必要はなかったかなと思います。
逆に言えば、それ以外はほとんどやる事もなく、安静にしていることが一番のやる事みたいな感じだったので、気になるドラマや映画がある人は一気見するとか、やっていなかったゲームをするとか、月並みですが暇を潰せるアイテムを持ってくることを強くおすすめします。
僕は、このブログを書くのにほとんどの時間を使いました。
遅筆なことに普段は悩まされていますが、この時ばかりは功を奏しました。
医療のことはよく分からないですが、きっと早く回復するためには、ご飯をたくさん食べてよく寝ることが大事だ!と思い、ほとんどベッドから動けないので、お腹もあまり空きませんでしたが、残さずもりもり食べました。
そういえば、病院食はあまり美味しくないから期待しないほうがいいといろんな人から言われましたが全くそんなことはなく、毎食美味しくいただきました!
退院予定日前日にはようやくドレーンが抜けました。
まだ胸に感覚が戻ってきていなかったのですが、何かがズルズルッと抜けるのは分かって、痛気持ち悪かったです。
ドレーンが抜けたので、シャワーが解禁になりました。
1週間ぶりのシャワーはとても気持ち良かったですが、傷口を塞いでいたテープの隙間から水が入ってしまい、胸全体がめちゃくちゃ痛くなりました。
翌日には退院の予定だったので、こんな状態で大丈夫だろうかと少し不安になりました。
回診の時やタオルで拭いてもらっているときに、ちらっとは見ていましたが、術後の胸の仕上がりをちゃんと見たのはこの時が初めてでした。
鏡越しに映る、もう覚えていないくらい久しぶりの平な胸が、本当に本当に嬉しかったです。
予定通り、無事に1週間で退院できました!
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