女の子で生まれた僕が男性として生きるまで㉔
Kazekaの代表の小山です。
女の子で生まれた僕が男性として生きるまで㉓の続きです。
戸籍上の性別変更に必要な書類と今後の流れなどを相談するために、メンタルクリニックに行きました。
意見書の他にも、戸籍謄本と胸の手術を受けたことの手術証明書、泌尿器科での診断書が必要であるという説明を受け、次の診察までに用意しておくよう言われました。
意見書については、泌尿器科での診断書をもとに作成する項目があるため、そのあとになるそうです。
紹介状を貰ったので、そのままメンタルクリニックの近くの泌尿器科に行きました。
泌尿器科では、体型や性器が変更後の性別に近い見た目になっているかを診断してもらいます。
病院へと向かいながら、ふと、診察を受け始めたばかりの頃に婦人科へ診断を受けに行ったことを思い出しました。
あの時は、主に女性の病気を扱う場所である婦人科というのと、その診察内容から心身共にかなり疲弊しました。
今回もそんな感じなのだろうかと少し不安に思いながら診察室に入りましたが、良い意味で予想を裏切られました。
診察では、男性らしい身体つきになっているかを確認するために、服だけでなく下着も脱がなくてはいけないのですが、診察前にかなり丁寧な説明をしてくださったので、安心して受けることができました。
まず、喉仏ができているかを触診し、手術をして平らになった胸を見て、超音波で子宮卵巣が小さくなっていることを確かめてもらいました。
最後に外陰部が男性器に近い形になっているか確認してもらいましたが、どれも短時間で診察してくださったので、特にネガティブな気持ちになることもなく終えることができました。
担当してくださった先生に本当に感謝です。
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